こちらはフランスを代表するガラス工芸ブランド「Baccarat」の代表的なモデル HARCOURTのリキュールグラスです。1841年より続くバカラを代表するモデルのアルクール。バカラといえばこの形状を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アルクール公爵家の為に、デザインの原型が完成されたといわれるシリーズで、大胆に施された深いフラットカットが特徴的です。 6面のカットのデザインはステム部分にも繋がっており、滑らかな曲線により緩やかに繋がる造形が実用的でありながらとても美しい作品です。取り扱いのしやすさ、手にとった際の馴染みの良さ、またお飲み物を注いだときの美しさなど、すべてにおいて素晴らしいと評される、バカラの中でも特に人気の高い名作です。フラットカットにより、光に当たりますと美しい光の屈折が現れます。こちらは底面にバカラのロゴマークがあり、およそ1940年頃に制作されたお品と思われます。小振りなサイズですので、リキュールグラスの他、冷酒などを頂く際にご使用されるのもおすすめです。底面に若干のスレは御座いますが、割れや美観を損ねる目立つ傷はなく、全体的に良好な状態です。是非お手元に置かれてその美しさをご堪能下さい。詳細情報サイズ口径：約4.8cm高さ：約9.5cm技法　クリスタルガラス、カッティング年代　1940年頃